帰国便が夜だったので、有名な寺院や郊外の水上マーケットまで
足を伸ばすことができました。
涅槃仏のワット・ポー(写真)、エメラルド仏のワット・プラ・ケーオ、
三島由紀夫「暁の寺」のワット・アルン、この3大寺院を訪れるのが
バンコク観光の定番なのだそうです。
定番観光地の近くには、観光客をだまして儲けようという輩が
たくさんいます。
私たちが地図で現在地などを確認していると、
いつの間にか現地風の男の人がいて、
「いまはここですよ。王宮?それならこう行けばいいんですよ」
なんて親切に教えてくれます。
お礼を言って出発しようとすると、
「ただ、王宮は王室の行事があるので、今はタダだけど、
ほとんどの建物が見学できません。
午後1時以降ならば全ての建物を見学できますよ」
とのこと。せっかく来たのになあ、と残念がっていると、
彼はさらに、
「王宮は午後からにして、それまでは○○を見学しませんか?
ここからそんなに遠くないですよ」
と別の観光スポットを勧めてきます。
ここでようやく気が付きました。
彼は私たちをどこかに案内してガイド料をとる、
あるいは何かの店に私たちを連れて行き、
店から紹介料をもらうつもりだったのでしょう。
王宮に行くと(もちろん彼とは別れて)、
果たして普段どおりにオープンしていました。
※いつものように個人的なコメントということでお願いします。
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