
7月21日(火)夜7時半放送のNHKクローズアップ現代「追跡!”空き家”連続放火事件 狙われた火災保険」にゲスト出演しました(28日まではこちらで見逃し配信中です)。
クローズアップ現代へのゲスト出演は2017年、2023年についで3回目でした。今回は保険金詐欺がテーマだったので、解説者が私でいいのかとも思いましたが、保険の利用者と提供者のギャップを埋めることを標榜し、一般向けの教養書『保険ビジネス』を世に出したりもしていますので、喜んでお受けすることにしました。
当日は午前中に福岡で授業があったので、午後の便で東京・渋谷のNHKに向かいました。17:30からキャスター(星麻琴さん)を交えた打ち合わせを1時間くらい行った後、リハーサル、本番という流れ。キャスターが代わっても、事前の打ち合わせをしっかり行うところや、関係者全員で番組を作り上げていくところなどは、これまでと全く同じでした。
ただし、途中から出演者が星さんと私だけだったので、話をする時間が多かったのと、最後のまとめはほぼお任せだったので、カウントダウンを見ながら何とかまとめようと、ヒヤヒヤでした。うまく収まってよかったです。
番組では紹介しませんでしたが、日本損害保険協会では「保険金不正請求に関する意識調査」を行っています。
2026年5月に公表された直近の調査結果(PDF)によると、「保険金詐欺をするための保険加入」については82%の人が「社会から許されない」と回答したのに対し、「業者からの教唆による保険金請求」を「許されない」と回答したのは48%でした。「許される」という回答もなんと18%に及んでいて、このうち16-19歳では男性が34%、女性が40%、20代では男性が27%、女性が22%と、若年層ほど「許される」という回答割合が高くなっていました。
また、ケガやレッカー等の架空請求、アフロス契約(事故が起きてから保険に入り、保険金を請求)については7割近い人が「保険金詐欺に該当する」と回答したのに対し、業者からの教唆による保険金請求を「該当する」と答えたのは44%だけ。別の問題でも、「保険金を請求する時に、業者から『経年劣化部分も保険で直せる』と言われたとおりに申告しても、契約者に責任はない」という問いの正答率は34%と低く、保険に対する理解の低さが浮き彫りになっています。
金融リテラシーを高めるには老後の資産形成に関する教育だけではなく、リスクへの備えについてもリテラシーを高める取り組みがもっと必要だと改めて思いました。

※いつものように個人的なコメントということでお願いします。
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