ミュンヘン再保険の調査によると、2011年に発生した
世界の自然災害による損失は過去最大だったそうです。
経済損失は3800億ドルで、これまで最大だった
2005年の2200億ドルを大幅に上回りました。
保険金支払額(見込みを含む)は1050億ドルで、
やはり2005年の1010億ドルを上回り、過去最高です。
確かに昨年は大規模な自然災害が相次いで起こりました。
上位5災害は次の通りです。
・東日本大震災(経済損失2100億ドル、保険損失350~400億ドル)
・タイの洪水(400億ドル、100億ドル)
・ニュージーランドの地震(160億ドル、130億ドル)
・米国のトルネード(150億ドル、73億ドル)
・米国等のハリケーン・アイリーン(150億ドル、70億ドル)
これをみると、東日本大震災とタイの洪水だけで経済損失の2/3、
保険損失の半分程度を占めることがわかりますね。
タイの洪水が100億ドルもの保険損失になるとは驚きでした。
※写真は高知城です。