先週から今週にかけて、内部の研修で講師を務める一方、
外部講師の話を聞く機会が何度かありました。
人の話を聞くと、知識を吸収できるというだけではなく、
自分の考えを整理することができたりもしますね。
ある講師のかたの話を聞いていて、ふと気がつきました。
保険会社の販売データはあっても、保険流通業の販売データは
意外にないのですね。特に生保がそうです。
「A生保で○○億円、B生保で△△億円・・・」
という保険会社ごとの販売情報はある程度公表されていても、
「A代理店で●●億円、B代理店で▲▲億円・・・」
という販売会社ごとの情報はどうも少ないように思います。
営業職員が生保販売の大半を占める時代であれば、
おそらくこれで特に問題はなかったのでしょう。
しかし、これだけ保険ショップや金融機関の存在感が高まると、
大手生保(営業職員チャネル)の販売動向を見ているだけでは、
保険流通の全体像をつかむことはできません。
特に保険ショップや比較サイトのようなニューチャネルは、
以前も書きましたが、「除く大手生保」の世界なのですね。
業界紙あたりで保険流通の販売統計(大手販社は会社ごと)を
出してくれると便利なのですが。
※いつものように個人的なコメントということでお願いします。
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