16. その他

高濃度セシウムを検出

17日に横浜市が「港北区で高濃度セシウムを検出」と
発表しましたが、なんと自宅からすぐ近くのところでした。
東京新聞HPへ

「1kg当り4万200ベクレルの放射性セシウムを検出」
と言われてもピンとこないのですが、
国が一時保管を求める焼却灰の暫定規制値が8000ベクレル
だそうですから、かなり高い数値のように思います。

高濃度セシウムが検出されたのは、道路側溝の付近に
たまっていた堆積物からでした。

側溝脇の建物は倉庫のようで、裏も向かいもマンション。
向かいのマンションは、この付近で最も高い14階建てです。
西側には大きな建物はなく、道をはさんで土木事務所や
下水処理施設があり、その奥は鶴見川です。

このような立地が関係しているのかどうかわかりませんが、
何らかの理由でこの場所に、雨水とともに放射性物質が
集まってしまったのでしょう。

それにしても、福島第一原発から250kmも離れた場所で
高濃度の放射性物質が検出されるとは。
近くにある小学校は大丈夫なのでしょうか。

 

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台北の旅

 

2年ぶりに台湾(台北)に行きました。
前回は仕事でしたが、今回は家族旅行です。

前回も感じましたが、台北では日本の存在感が
非常に大きいように思います。

町には日本のコンビニ(セブンやファミマ)があちこちにあり、
そこでは日本のお菓子や雑貨が売られていました。
デパートやファストフードだけでなく、100円ショップ
(こちらでは39元ショップでした)まで進出しています。

圧巻は書店です。
英会話コーナーを凌駕する勢いで
日本語学習の教材が棚にずらっと並んでいます。
ベストセラーの一角には「もしドラ」が入っていました。

これほど親日的な国はなかなか見当たらないでしょうね。

※羽田便が就航したので便利になりましたね。
  週末旅行にもお勧めです。

 

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松崎のなまこ壁

 

西伊豆の松崎に行ってきました。
なまこ壁の建物が残っているところです(写真)。

松崎は今でこそ西伊豆の小さな町にすぎず、
私は漁業の町かと思っていたのですが、
明治時代には養蚕業で繁栄した歴史がありました。

古くから早場繭の産地として知られていたようですが、
養蚕業の近代化をはかるため、あの富岡製糸場に学び、
明治9年には松崎製糸場が設立されています。
松崎の早場繭相場は各地の繭価の標準となったそうです。

高価で手間のかかる「なまこ壁」の建物は、
松崎がいかに繁栄していたかを物語っているのですね。

しかし、各地に鉄道網が発達すると、海上交通が主体の松崎は
徐々に競争力を失っていきます。
さらに、関東大震災により横浜で保管中の生糸が被災した
ダメージが大きかったようです。

ところで、話は現代へと変わります。

平成の市町村合併で、南伊豆地区でも6市町村で
合併する構想が持ち上がりました。

かつては1万人を超えていた松崎町の人口は
約7500人まで減っています。
これといった産業はなく、観光客も減少気味です。

伊豆地区最古の小学校が松崎にあり(明治13年完成)、
その建物は国の重要文化財に指定されているのですが、
隣接する小学校は数年前に廃校になってしまいました。

しかし、松崎町の議会は合併を否決してしまいます。
いくつかの組み合わせが浮上し、住民投票も実施
(合併に前向きな声が多数を占めた)しているのですが、
議会は2009年に合併せずという結論を出しました。

一介の旅行者にはわからない事情があるのでしょう。
ただ、シニア層にはかつての繁栄の記憶が強く残っており、
松崎の名前を捨てられなかったという話を聞きました。

町並みの背景にはいろいろなエピソードがあるのですね。

 

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原子力発電の今後

 

12日に福島第1原発事故の評価が、当初のレベル5から
チェルノブイリ事故と同じレベル7に上がったのはびっくりしました。
一般に格付けが一気に2段階も上がるのは珍しいことです。

4日の汚染水放出も、やむを得ない措置だったのかもしれませんが、
内外からの批判を招きました。

ようやく行程表が示されたとはいえ、放射性物質の放出が
続いている状況はしばらく続きます。

今回の原発事故による日本ブランドへの悪影響は計りしれません。
日本に対する世界の目が「大震災による被害者」から、
加害者へと変わりつつあるのを感じてしまいます。

そのようななか、16、17日に行われた毎日新聞の世論調査では、
電力の約3割を原発でまかなう現在のエネルギー政策について、

 「やむをえない」       40%(男性52%、女性32%)

 「原発は減らすべきだ」   41%(男性33%、女性46%)

 「原発は全て廃止すべきだ」13%(男性12%、女性14%)

という結果でした。

やはり16、17日に実施された朝日新聞の世論調査でも
「原子力発電は今後どうしたらよいか」という質問をしており、

 「増やす方がよい」    5%
 「現状程度にとどめる」 51%
 「減らす方がよい」    30%
 「やめるべきだ」     11%

という結果だったそうです。

また、読売新聞の世論調査は少し前(1~3日)ですが、
「今後国内の原発をどうすべきか」という問いに対し、

 「増やすべきだ」     10%
 「現状を維持すべきだ」 46%
 「減らすべきだ」     29%
 「すべてなくすべきだ」 12%

でした。

いずれの調査でも「やむをえない」「現状を維持すべき」
という回答が多く、「減らす」が意外に少なくて驚きました。

 

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避難生活「戻れない」65%

 

東日本大震災から1か月に合わせ、避難所で暮らす約600人に対し、
NHKが今後の住まいについてアンケートを行ったそうです。

「同じ場所でもう一度生活したいか」と尋ねたところ、
岩手県と宮城県では「戻りたいが戻れない」「戻りたくない」
という回答が、合わせて65%に上ったとのこと。

回答からは、「住み慣れた場所を離れたくはないが、
生活も仕事も失ってしまった現実を直視すると、
戻りようがない」という姿が浮かび上がり、胸が痛みます。

一方、福島県の避難所では88%の人が「戻りたい」
と答えたそうです。岩手県や宮城県とは異なる結果でした。

地震や津波による直接的な被害よりも、原発事故によって
避難しているかたが多いからでしょうか。

ただ、原発事故の発生から1か月たっても事態が
収束する兆しはなく、放射性物質の拡散が続いています。
自宅がほぼ無傷だとしても、放射性物質による影響を
どう考えればいいのか、現時点ではわからない状況です。

まさに被災者が最も気にしていることで、かつ、多くの人は
まだ必ずしも希望を捨ててはいないというタイミングで
今回の「10年、20年住めない」発言が出てしまいました。

※写真は東京・池上本門寺です

 

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プロ野球の開幕問題

迷走を続けていたプロ野球の開幕問題は、
ようやく4月12日のセ・パ同時開幕で決着しました。

落ち着くべきところに落ち着いたという感じですが、
またしてもプロ野球のガバナンスの弱さが露呈してしまいました。

日本のプロ野球は社団法人日本野球機構(NPB。文部省が所管)が
セントラルリーグとパシフィックリーグを統括しています。

機構の会長は日本プロフェッショナル野球組織のコミッショナーです。
コミッショナーは正当な理由なく任期中に解任されず、

「コミッショナーが下す指令、裁定、裁決及び制裁は、最終決定であって、
 この組織に属するすべての団体及び関係する個人は、これに従う」

となっています。

しかし、実際にはコミッショナーが権限を発揮するのは難しいようで、
今回も残念ながら一部オーナー等に押し切られそうになりました。

結果的には選手会、政府、そして世論を無視できなかったわけですが
2004年のプロ野球再編問題で指摘されたガバナンス改革は
道半ばという感じがします。
相撲協会もそうですが、もっと外部の目線が必要ではないでしょうか。

参考までに、NPBの定款では組織の目的として、

「野球の普及による国民生活の明朗化と文化的教養の向上」
「野球を通してスポーツの発展に寄与し、日本の繁栄と国際親善に貢献」

を挙げています。決してオーナー企業の発展のためではありません。

※写真はサンフランシスコのジャイアンツです。
 もしメジャーリーグだったら、どんな対応をしたのでしょうね。

 

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捜査情報の提供

 

大相撲の八百長問題が連日ニュースを賑わせています。
「裏切られた!」と怒っている人もいるとは思いますが、
むしろ、「やっぱりね」という人が多いのかもしれません。

八百長が道義的に見ておかしいのは間違いありません。
ただ、警察も認めているように、法令違反ではなさそうです。

それでも警察が捜査情報の一部を文部科学省に提供したのは、
「日本相撲協会の事業に関する公益性が高い事項と判断」
(警察庁長官)したとのこと。

八百長問題で暴力団との関係を立証したのなら別ですが、
法的に問題がないと見ている段階で、公益性をたてに
捜査情報を他省庁に出していいものかどうか。

確かに八百長問題を調べることができるのは警察だけでしょう。
文部科学省の要請で警察が動いていたのかもしれません。

しかし、報道によれば、あくまで野球賭博問題の捜査のなかで
法的には問題ないが、公益性の観点から問題のある
「八百長」の証拠が見つかったので、情報提供したという話です。
この件で暴力団との関係は、今のところ見えていません。

「公益性」というのは、かなり曖昧な概念ですよね。
ちょっと引っかかってしまいます。

参考までに、2/3の読売新聞によると、情報提供は、

「国の行政機関が一体となって業務遂行することを義務付けた
 国家行政組織法2条などに基づいて行われた。 同庁は、
 暴力団関連企業を公共事業から排除するため国土交通省に
 情報提供したり、国際テロ関連の情報を外務省などと交換したりしている」

とのこと。また、同日の時事通信には、

「刑事訴訟法は、捜査上の証拠書類を裁判の開始前に公にしてはならない
 としているが、公益上の必要性がある場合などは、例外的に認めている」

と別の話がありました。

 

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親離れ・子離れ

 

「親離れ・子離れに関する意識調査」という
(私にとって)気になるアンケート結果を見つけました。
アメリカンホーム保険のHPへ

回答者が「子どもの頃に親と外出するのが最も嫌だった年頃」を聞くと、
母親は「12歳~15歳(50.0%)」、父親はそれよりも少し遅い
「16歳以上(48.6%)」と答えた人がそれぞれ最多となったそうです。

これに対し、子どもが喜んで親と外出するのは「9歳~11歳まで(41.4%)」
と思う親が最も多かったとのこと。

確かに私の周囲でも、女の子は小学校の高学年になると、
身近な異性である父親を嫌うという話をしばしば耳にします。

私の場合、11歳の娘と二人でスキー旅行に行くなど、
とりあえずまだ娘に嫌われていないようです
(だんだん反抗的になってきましたが)。

ただ、担任の男の先生(30代半ば)に対しては
えらく反発しているようで、代わりに嫌われてくれている感じ。
何となく同情してしまいます^^

息子(16歳)のほうは、さすがに喜んで親と外出はしません。
中学生になり、部活が忙しくなったあたりからでしょうか。
誘っても一緒にくるのは5回に1回くらいです。
まあ、自分もそうだったような気がしますね。

 

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トマムリゾート

 

連休に娘と北海道のトマムに行ってきました。
2年ぶりのスキー旅行です。

アルファリゾート・トマムは、北海道を代表するリゾート。
山のなかに何棟かのタワーがそびえ立つ姿は
いかにもバブル期に作られた施設という雰囲気です。

バブル崩壊の影響で運営会社が相次いで破綻し、
今はあの星野リゾートが再建に取り組んでいます。

さすがに施設はやや古くなってきていますし、
レストランもバイキングが中心で、食材を見ると
予算の制約が結構厳しいように感じました。

とはいえ、満足度は高かったです。
また行きたいと思わせるものがあります。

駅からのアクセス、チェックインまでの流れ、
スキーレンタルなど、いずれも非常にスムーズでしたし、
何かお願いしても、すぐに対応してくれました。

レストランのチョコフォンデュ(写真右)も楽しいですよね。
チョコとマシュマロ、パイナップルだけなのですが、
子どもだけではなく、私も楽しんでしまいました^^

スタッフが親切なだけでなく、楽しそうに働いているのも
印象的でした。

星野リゾートでは顧客満足度を高めるため、
現場に自ら考えることを求めるのが特徴のようですが、
そのような経営方針が浸透しつつあるのかもしれません。

 

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今年もよろしくお願いします

 

あけましておめでとうございます。新年ですね!

いつもお付き合いいただき、ありがとうございます。
自分のトレーニングのために書いているようなものですが、
今後もできるだけ今のペースで続けていくつもりです。
よろしくお願いいたします。

さてさて、今回も冬休みモードです。
私は自転車だけではなく、歩くのも好きで、
先日は渋谷から自由が丘まで歩いてみました。
前回の踏切の写真はその時に撮ったものです。

中目黒から少し寄り道して目黒区役所へ(写真左)。
区役所らしくないこの建物は、知る人ぞ知る、
かつての千代田生命本社ビルです。
11年ぶりの再訪でした。

亀屋万年堂の総本店も発見しました(写真右)。
王貞治さんの「ナボナはお菓子のホームラン王です!」
というテレビCMをご存じのかた。年齢がバレてしまいますね^^

HPによると「東京都と神奈川県に直営店が約65店舗」とのこと。
なぜ「約65店舗」と「約」がついているのかは不明です。

渋谷から自由が丘まで、電車ならわずか15分です。
歩いてみたら、1時間45分もかかりました。

 

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