16. その他

「スマイル」アンケート

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生損保の四半期決算については後日触れるとして、
休みモードの今回は別の話を。

生保各社は時々独自のアンケート調査を発表しています。
有名なのが明治安田生命の「名前ランキング」。
2009年は男の子が「大翔」、女の子が「陽菜」でした
(どちらも読み方がよくわかりません...)。

第一生命の「サラリーマン川柳」もよく取り上げられますね。
最新サラ川トップは「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」、
僅差の2位が「『先を読め!』 言った先輩 リストラに」でした。

さて、この12日に発表された住友生命の「スマイル」アンケート。
笑顔をテーマにアンケートを行ったとのことです。

「あなたを笑顔にしてくれる人は誰ですか?」
→ 「子ども」が3割以上

「あなたを笑顔にしてくれるモノ(コト)は何ですか?」
→ トップ3は「食事」「お金」「スイーツ」

「あなたを笑顔にしてくれる言葉は何ですか?」
→ 「ありがとう」が5割で断トツ

このようなアンケート結果のなかで、

「1日のうちで笑顔になっている時間は、男性が女性の半分」

という結果あり、目を引きました。
女性のほうが笑顔で過ごしている時間が多いという結果です
(男性が75分、女性が161分)。

ただ、「1日のうちで笑顔になっている時間は何分ですか」
と聞かれたら、いったいどう答えるでしょうか?
常に笑顔でいると答える人から、数秒という人まで
おそらく回答には相当な幅があるでしょうから、
平均値をとったこの回答にはほとんど意味はないでしょう。

とはいえ、「元気で前向きなのは女性」というイメージからすると
何となくそうかなあとも思ってしまいますね。

※写真は「東京キャラクターストリート」です。
 東京駅の地下にあります。なかなか楽しいところですよ。
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東京タワー

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家族で東京タワーに行ってきました。
前に登ったのは、たぶん30年前くらいです。
夏休みの日曜日とあって、かなり混んでいました。

当時と比べて変わったなあと思ったのは、
展望台からの景色です。

子どものころ見た東京タワーからの景色は
低層の建物が密集していました。
超高層ビルは新宿のビル群と霞が関ビルくらいでした。

ところが、いまや超高層ビルが東京のあちこちにあります。
ビルにさえぎられ、丸の内や銀座は全く見えませんし、
新宿もよくわかりませんでした。
この30年間で東京の景色はずいぶん変わったのですね。

外国人観光客の多さにも少し驚きました。
やはり中国人観光客が目立ちます。
当時の東京も外国人は珍しくありませんでしたが
タワーは日本人ばかりだったように思います。

それでも東京タワーは以前と同じく
昭和の雰囲気が色濃く残る観光スポットでした。

 

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一票の軽さ

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週末の参議院選挙は与党・民主党の敗北となりました。
就任したばかりの管直人首相には厳しい結果です。

それにしても、毎回選挙になると一票の格差を見せつけられます。

参院選(選挙区)では、私が住む神奈川の有権者数729万人に対し、
定数は3。つまり、243万人に1人の割合です。

これに対し、鳥取は48万人に1人、島根は59万人に1人が当選します。
神奈川の一票は鳥取の5分の1の価値しかないのです。

鳥取、島根、岡山(157万人)を合わせて265万人なので、
これで1人だったら概ね公平となる計算です(1.1倍ですが)。

神奈川ほどではないにしても、大阪(236万人に1人)、
東京(212万人)、埼玉(193万人)、千葉(168万人)と、
大都市圏は一票が軽いですね。

一票の格差は選挙結果にも影響しています。
自民党は1人区(=概ね一票が重い地域)で大勝したため、
選挙区の得票率が33%と民主党(38%)を下回ったにもかかわらず、
当選者は39人と民主党(28人)を大きく上回りました。

都道府県の数が47あって、選挙区での改選数が73議席
(比例区を含めた参院全体の改選数は121議席)。
一票の格差を小さくするには、都道府県単位という制約を
取り外す法改正が避けられそうにありません。

このような不公平がまかり通るのはおかしい話です。
機会があるたびに訴えていきたいと思います。

※最近の電車はなんとなく似てますね。
 左が東横線、右が中央線です。

 

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「白紙で検討」にびっくり

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反社会勢力とのつながりが表面化し、かつ、
数十人による違法行為が判明。
しかも、2007年の暴行死事件、2008年の大麻所持事件など、
相次ぐ不祥事の発覚。

このような公益法人の存続が果たして許されるのかどうか。

興業を続けるかどうかといったレベルの話ではなく、
これが今の日本相撲協会の置かれた状況だと思うのですが、
どうも当事者は理解していないように見えます。

報道によると、21日の理事会は名古屋場所の開催について、
「現時点では見送らざるを得ない可能性もある」
と述べ、4日に再度理事会を開いて判断することにしたとか。

この期に及んで、まだ興業を続ける可能性があるというのでしょうか。
ガバナンスの問題はかなり深刻です。

※写真は大倉山七不思議の1つ、「大倉山の泉」です。
 排水溝から水が出ているようにしか見えないのですが...

 

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NHKニュースでやることか?

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今回も金融・保険ネタではなくてすみません。

4月からNHKニュース「おはよう日本」で、朝7時半すぎから
「まちかど情報室」というコーナーをやるようになりました。

「世の中の新しい動きをとらえ、生活に役立つ情報をお伝えしています」

(番組HPから引用)とのことですが、これがひどい。
NHKがニュースでこんなことをやっていいのかと憤りを感じます。

例えば、「トースターをもっと活用しよう」の回(15日)では、
「フレンチトーストを焼ける袋」や「ホットケーキを焼くプレート」
などの実演紹介があり、商品名こそ表に出ないとはいえ、
いわゆる便利グッズの紹介コーナーとなっています
(HPには商品名と連絡先が掲載されています)。

民放で同じことをやる場合には、グッズを紹介される会社がお金を払い、
さらに広告代理店が、「○○カフェで紹介されました」という情報を
流通業者に流します。

簡単に言えば、CMを番組の合間に流すのではなく、
番組そのものに組み込んでしまうやり方なのです。

先日、近所のホームセンターの園芸コーナーで
「NHKおはよう日本で紹介されました!」という商品をみかけたので、
おそらく同じパターンなのでしょう。

NHKがグッズの会社からお金をとっているかどうかは
証拠がないので断言はできません。
ただ、番組での扱い(100%肯定的に紹介しています)や、
HPへの掲載からすると、限りなくクロに近いでしょう。

民放は広告を見せるために番組をやるといったビジネスモデルなので、
許容範囲と言えなくもありません(テレビ離れの一因だとは思いますが)。

しかし、公共放送であるNHKでこんなことをやっていいのでしょうか。
このコーナーを見るたびに、腹立たしく思います。

※先週、娘の通う小学校で田植えがありました。
 例年はバケツで稲作なのですが、今年は荒れ地を開墾し、
 本格的にやっているようです。

 

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深刻な球団格差

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サッカーではなく野球の話題です。

10(木)日経のスポーツ面に、野球評論家の豊田泰光さん
(西鉄出身だそうですが、さすがに現役時代は知りません)の
「セ・リーグ 深刻な球団格差」というコラムが載りました。

キモの部分を引用すると、

「セ・パ交流戦はみんなうすうす感じてはいるけど
 口にしてこなかった懐疑を、明るみのもとにさらした。
 巨人、阪神、中日が、ひごろ下位相手に積み重ねている
 勝ち星の価値はいかほどのものか、という懐疑を。」

「セの上位は『ルールにのっとって補強している』というだろうが、
 興業として成り立たなければ元も子もない。
 オーナーたちで緊急ミーティングを開いてはいかがか。
 それくらい事態は切迫している。」

横浜市民ということもあり、何となく昔から横浜ベイスターズ
(私が小学生のころは横浜大洋ホエールズでした)に親しみが
あるとはいえ、さすがに毎年これだけ弱いとげんなりです。
5月にはもう、上位と大差がついてしまうのですから。
しかも、ちょっと活躍した選手はすぐ他球団に移ってしまいます。

今年は横浜だけではなく、下位3球団が沈んでいます。
交流戦の結果(10日まで)は、横浜が5勝16敗、
ヤクルトが6勝13敗、広島が8勝12敗です。
横浜は今日(12日)も負けたので、これで何と8連敗!

豊田さんはヤクルトと広島の試合をみて、
「とても日本プロ野球の“メジャー”同士の戦いにはみえなかった」
と率直に書いています。

米メジャーリーグという手強い相手がいるなかで、
日本プロ野球としての戦略を持たないまま運営してきた
(少なくとも私にはそう見えます)のですから、
今日の事態は起こるべくして起きたと言えそうです。

 

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0.57のテクニック

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塾の「保護者のための体験教室」に参加してきました。
1時間の体験授業(算数)を受けるというものです。

レンズ型(または葉っぱ型)ってわかるでしょうか?
正方形の1つの対角線の両端を中心に、
正方形の辺の長さを半径とする円(おうぎ形)を描くと、
その2つの円の重なる部分がレンズ型になりますよね
(図で説明すれば簡単なのですが...)。
今回はそのレンズ型の面積の求め方についてでした。

学校ではおそらく、
 (おうぎ形の面積 - 直角二等辺三角形の面積)× 2

あるいは、
 おうぎ形の面積 × 2 - 正方形の面積

というように地道に計算させるでしょう。

ところが体験教室では、正方形の面積 × 0.57 という解法を
紹介していました(正確には、π ÷ 2 - 1)。

実は数日前、たまたまこの「0.57」が娘との話題になり、
このテクニックを使わせるべきかどうか考えていたところでした。
中学受験をしたことのない私には、このテクニックは初耳で、
なんとなく抵抗があったのですね(人間知らないことには保守的ですから^^)。

ただ、今日の授業では、なぜ0.57になるかの丁寧な説明があったうえ、
計算が楽にできるというよりは、計算ミスをしにくいというメリットを
先生は強調していました。

「テクニック」というと何となく悪い響きに聞こえがちですが、
必ずしもそうではありません。テクニックの背景を理解できていれば、
むしろどんどん使ったほうがいいのでしょう。
そこからいろいろ考えることにつながっていけばいいのですから。

※「浜銀通り」というのが横浜らしいですよね。
 同じ通りに三菱UFJもみずほもあるのですが...

 

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適正な採用活動とは

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5/3(月)の朝日新聞教育面(12面)「採用を聞く」は、
広瀬道貞・日本民間放送連盟会長へのインタビューでした。

見出しには、「キー局早期選考 学生も利点」
「内定後に知識・経験を蓄えよ」とありました。

中身も突っ込みどころ満載です。

・キー局が先に採用試験を実施することで
 学生は複数の企業に挑戦しやすくなっている。

・どの学生が「いい人材」かなんて何度面接しても
 なかなか分からない。「いい人材」を早くとれるというより、
 早く内定が決まれば、学生が残りの学生生活を
 有効に過ごせるメリットのほうが大きいと思う。

・(3年生の)2、3月なら授業への影響は小さい。
 ということは「倫理憲章の精神を尊重している」とも言える。

・大学が、学生に専門性が身につく教育ができていないから
 3年生でも4年生でも変わりないと見なされている。
 それならばむしろ、すでに就職先を決めて、各自が
 自分の進む道に必要な知識や経験を蓄える時期にしたほうがいい。

要するに、
「自分たちのやりかたは正しい」「現状はそれほど問題ではない」
ということなのでしょう。

これが大手新聞社出身で民放連会長の発言ですから、
驚いてしまいます。

※うちのベーシストも、たぶん数年後には就活なんでしょうね。

 

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遅れる通勤電車

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4月も後半に入り、新たな通勤・通学客が増えたせいか、
朝の通勤電車の遅れが目立ちます。

私は毎朝、東急東横線を利用しています。
4/12(月)から16(金)まで連日10分以上遅れました。
5日間合計の遅延時間は90分です(遅延証明書HPより)。

かつてはこれほどひどくなかったように思うのですが、
気のせいでしょうか。輸送量増強工事も終わったというのに。

他の路線も調べてみると、東横線と同じように5日間連続して
10分以上遅れ、合計時間が1時間以上だった路線は次の通りでした。

<JR>
 中央・総武線各駅停車(110分)、中央快速線(90分)、
 横須賀線・総武快速線(90分)、山手線(80分)、埼京線(70分)
 (常磐線各駅停車も90分ですが、13日は平常運転)

<東京メトロ>
 日比谷線(135分)、千代田線(105分)、半蔵門線(95分)、
 東西線(70分)、有楽町線(65分)

<その他>
 東急東横線(90分)、東急田園都市線(75分)、西武池袋線(60分)
 (東武伊勢崎線も90分ですが、14日は平常運転)

 ※会社により計測時間や方法が多少異なります

やはり相互乗り入れを行っている路線は遅れが目立ちますね。
東京メトロ日比谷線や千代田線、半蔵門線のように
両端で相互乗り入れをしていると、遅れる可能性も高まるのでしょう。

ただ、京急線(12日の10分のみ)、東武東上線(14日の10分のみ)は
相互乗り入れを行っていても、ほぼ定時運行でした
(乗り入れ相手はそれなりに遅れているようですが...)。

JRは中央快速線、横須賀線・総武快速線、埼京線のように、
他社線との相互乗り入れがなくても遅れがひどいようです。

日本の鉄道ダイヤの正確さは今でも世界一だと思っているのですが、
もう少し何とかならないものでしょうか。

 

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海外旅行に行かない若者

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本日(10日)の日経1面「春秋」より。

海外旅行への関心が薄いと言われる若者層のなかで
人気急上昇中の行き先がバングラデシュとのこと。
普通の観光旅行ではなく、学校建設に汗を流したり、
工場で工員と交流したり、肌で途上国を理解する旅だそうです。

私も先日行ったベトナムで同じような大学生たちと出会いました。
ベトナムのろう学校で何日間かボランティアをしてきたと、
子どもたちと遊ぶ写真を見せてもらいました。
本格的なボランティアではないけれど、単なる観光旅行ではなく、
いい旅をしているなあと感心したものです。

20代の海外渡航者数は10年前に比べ、4割近く減っています。
20代人口が2割減ということを踏まえても、かなりの落ち込みです。
就職難や所得水準の問題が大きそうですが、それだけではなく、
関心が内向きになっている面もあるのでしょう。

同じ日経1面には、日本だけが米国での留学生を減らしているという
記事が載っていました。

ただ、「みんなが行くから」「ブランド品が安く買えるから」
という旅行が減る一方で、このような体験型の旅が増えるのは、
悪い話ではないのでしょうね。

※左の写真に小さく映っている彼らが、私が出会った大学生です。
 右はホイアンで「日本橋」と呼ばれている屋根付き橋。
 400年前にはここに日本人町があったそうです。

 

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