
先週はオーストラリア(主にメルボルン)を初めて訪問しました。南半球なので夏から秋に変わるような時期で、比較的天気にも恵まれ、快適に過ごせました。
メルボルンはオーストラリア南東部にあり、人口は500万人程度。シドニーとともにオーストラリアを代表する都市です。世界的に住みやすい都市として知られ、最近でも英Time Out誌のベストシティ・ランキングでトップに選ばれています。
メルボルンで驚いたのは、中心部のトラムが無料だったことです。CBDと呼ばれる長方形+αの地域にはトラムが縦横にいくつも頻繁に走っているのですが、この地域内の移動であればトラムはすべて無料。特に手続きもなく、カードをタッチする必要もなく、まるでエレベーターやエスカレーターに乗るような感覚でトラムを利用できます(エリア外に行くときには運賃がかかります)。クイーンビクトリア・マーケットや州立図書館、ロイヤルアーケードといった代表的な観光地はこの地域内にあるので、無料トラムはものすごく便利でした。

無料トラムの取り組みは2015年に始まったそうです。資料によると、観光客の利便性を高める目的のほか、家計の負担軽減、利便性の向上などをねらった政策とのことで、費用はビクトリア州が負担しています(つまり税金です)。
無料トラムには賛否両論あるようですが、州政府はその後も公共交通機関の無料化を広げる政策をとっています。例えばこの1月から、18歳未満の人はいつでも公共交通機関を無料で利用できるようになりました(専用カードが必要)。
原則として運賃収入で賄う日本とは、公共交通機関のありかたについての発想がかなり違うようです。

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