14. 書評

森本さんの近著

 

私の所属するキャピタスコンサルティング代表の森本祐司さんが
「ゼロからわかる金融リスク管理」を出しました(KINZAIバリュー叢書)。

本書は金融リスク管理の入門書ですが、ノウハウや計測手法を
教えてくれる親切で便利な本ではありません。

「リスクとは何か」というところから始まり、
 ・リスクを「管理」するとはどういうことか
 ・リスクを計測し活用するうえで必要となる7つの心構え
など、入門書とはいえ、骨太の内容となっています。

リスク管理を「安全性の確保」、すなわち、リスクを計測し、
体力を超えたリスクを取っていないか確認すること捉えてしまうと、
リスク管理はリスク管理部門の仕事という意識になってしまうのは
ある意味当然かもしれません。

本書では、「金融商品の仕入れ値と売り値をどうとらえるか」
という視点を示し、リスク管理が決してリスク管理部門に任せておけば
いいものではないことを示唆しています。

何のためのリスク管理なのかを踏まえれば、
「リスク管理はリスク管理部門の仕事」ではないし、
まして規制対応でもないはずです。

ということで、身内の出した本ではありますが、初心者のみならず、
金融にかかわるベテランにも有益な内容だと思いますので、
ご紹介させていただきました。

※写真は大倉山梅林です。

 

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最近の読書から

 

早いもので今年も残すところあと2日。
今回は最近読んだ本の中から3冊ご紹介します。

「金融再編の深層 高橋温の証言」

1998年から2005年まで住友信託銀行(現三井住友信託銀行)の
社長を務めた高橋温さんが、日本長期信用銀行との合併交渉や
UFJ信託銀行の買収交渉など、過去20年間の金融危機・再編を
当事者として語った本です。

「自らが体験した事実をきちんと書き残し、経営者としての
 私の経験をぜひ、今後の教訓として生かしてほしいと考えた」

とあるように、本書は、長銀の合併問題やUFJ信託の争奪戦など、
高橋さんが大手信託銀行トップとして関わった事件についての
貴重なオーラルヒストリーです。

「なぜUFJは三井住友ではなく、三菱東京を選んだのか?」

という問いについても高橋氏の考察があり、興味深く読みました。

「医療保険はすぐやめなさい」

著名FPの内藤眞弓さんによる最新刊です。
タイトルや帯は刺激的(「やめた人から得をする!」とあります)
ですが、民間医療保険との付き合いかたについて
丁寧にわかりやすく書かれています。

特にいいなと思ったのは、がんの治療費の目安です。
がんになったら、実際に「いつ」「どれだけ」費用がかかるのか。
内藤さんはまずここから解説したうえで、保険に頼れる部分と
そうでない部分を示しています。

それにしても、がん保険は難しい。
死亡保険と違い、給付金が支払われる条件が様々なのですね。
例えば、2回目以降の診断給付金を受け取る条件には
4パターンもあるそうです。

「部下を持ったら必ず読む『任せ方』の教科書」

著者はライフネット生命のCEO、出口治明さんです。
私は本書がターゲットとしている読者層ではなさそうですが、
日本の会社、日本的経営ガバナンスについて考えるなかで、
たまたまこの本と出合いました。

・決定権を持つものが一人で決める
・異質な社員に権限を委譲し、任せる
・課長の決定に、部長は口を出してはいけない
・労働時間から「労働生産性」に焦点を変える  などなど

おそらく本書で出口さんが説く「あるべきマネジメント」の
裏返しが、日本の会社には多いのではないでしょうか。

もちろん、タイトルに「部下を持ったら必ず読む」とある通り、
本書には上司になったら何をすべきかを考えるヒントが満載です。

※写真は年末でにぎわう築地場外市場です。

 

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「『行動観察』入門」

「ビジネスマンのための『行動観察』入門」を読みました
(著者は松波晴人さん。講談社現代新書です)。

「行動観察」とは、観察者が様々なフィールドに入って
対象となる人間の行動をつぶさに観察したうえで分析し、
問題解決法を提案する手法のことです。

アンケートやグループインタビューでは、主として
顕在化しているニーズやリスクを収集することになります。

これに対し、行動観察では本人がそうと認識していない
課題やニーズを知ることができます。
「今どんなリスクに直面していますか」と聞かれても、
それがリスクだと気が付いていなければ、回答しませんよね。

さらに、行動観察では、アンケートやインタビューで生じがちな
バイアスを排除することもできます。
本書では「アンケートでは社会通念に反する回答は出てきにくい」
とありました。確かにそうかもしれません。

ただ、行動観察が十分な効果を上げるかどうかは、
どうも観察者の力量によるところが大きいように感じました。

本書で観察の対象となった現場は、「販売イベント会場」
「営業マンの行動」「残業だらけのオフィス」「飲食業」「書店」などで、
筆者のチームはそれぞれでかなりの成果を上げているのですが、
やはり観察経験を踏むほど、成果が上がっているようです。

著者も、観察者が学ぶべき二つのポイントとして、

・自分の価値観から自由になる
・人間についての知見を持つ

を挙げ、どちらも大変な労力と時間がかかると述べています。

とはいえ、「フィールドを観察し、よい仮説を立て、それを検証する」
という自然科学の流れをビジネスで応用するという「行動観察」は、
ERMの構築サポートでも応用できそうです。

※連日天気が悪いので、このような月がなかなか見られませんね。

 

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「10大事件」

 

金融リスク管理の第一人者である藤井健司さんの近著
「金融リスク管理を変えた10大事件」を読みました。

「金融リスク管理の歴史はさまざまな経験と教訓に対する
 不断の改善努力の賜物」(「はじめに」より引用)

ということで、本書では金融リスク管理に対して
大きな影響を与えた10の「事件」ごとに章が割かれ、
それぞれの事件の経緯と金融リスク管理に与えた影響
について述べられています。

さらに、実務家として10大事件すべてを経験している
藤井さんの「目撃者のコラム」が各章にあります。
本書のエッセンスはここに書かれているように思いました。

例えば、最もページ数の多い第9章
「リーマンショックと金融危機からバーゼルⅢへ【2008年~】」
の「目撃者のコラム」では、

「これからのリスクマネジャーには、規制対応を行いながらも
 あるべきリスク管理の実務を推し進めるという、
 これまで以上に厳しい自己規律をもった姿勢が必要」

と結ばれていて、現状の厳しさを感じます。

本書は金融業(特に銀行)のリスク管理に影響を与えた
10大事件を取り上げていますが、保険会社だったら
どんな事件が選ばれるでしょうか。

保険リスクに関しては、現在のように自然災害リスクモデルが
普及するきっかけとなったハリケーンが、1992年のアンドリュー
なのだそうです。もちろん、2005年のハリケーン・カトリーナ、
そして2011年の東日本大震災やタイの洪水も無視できません。

生保の金利リスクやALMの重要性を示す出来事としては、
日本の中堅生保の連続破綻(1997~2001年)が象徴的です。

また、NY同時多発テロ(2001年)や2008年の金融危機は
金融リスク管理とは多少違った切り口になりそうです。

EUソルベンシーⅡや国際会計基準(保険会計)の検討も
ありますね。ただし、どちらも検討期間が非常に長いので
(かつ、現在進行形です)、取り上げ方が難しいかもしれません^^

※写真は会津若松です。

 

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旧日本軍にみるリーダー論

 

「日本型リーダーはなぜ失敗するのか」を読みました。
著者は半藤一利さん。文春新書です。

昭和史と太平洋戦争の「歴史探偵」である著者が、
太平洋戦争の教訓からリーダーの条件を考えたものです。
資料調査と当事者への取材に基づいた記述が多く、
読みやすい本でした。

日本型リーダーシップとは、「参謀が大事」という考えです。
その起源は戊辰戦争と西南戦争にあります。
「総大将は戦いに疎くても参謀さえしっかりしていれば勝てる」
二つの成功体験がこの考え方を決定づけました。

さらに日露戦争の勝利です。
後にリーダーの理想像とされた「海の東郷」「陸の大山」は、
実際には参謀の上にただ乗っかっていたわけではなく、
戦場では指示を出し作戦を指揮していたようです。

それにもかかわらず、「威厳と人徳」のリーダー像が
作られていきます。
日露戦争の大勝利の栄光を汚さないため、
だまって部下の作戦・行動を見守る静かにして重々しく
堂々たる総大将が日本型リーダーの理想像とされていきます。

参謀任せの「太っ腹リーダー像」が生み出され、
「威厳と仁徳」の将を支えるために参謀重視となり、
上が下に依存する習慣が通例となりました。

その結果、本当の意思決定者がわからなくなり、
権威を笠にきて権限を振り回す参謀が輩出され、
根拠なき自己過信や傲慢な無知、底知れぬ無責任が
戦場でまかり通ったとか。

著者は、エリート集団による「独善性」「硬直性」「不勉強」
「情報無視」は現在に通じていると述べていますが、
残念ながら同感です。

※写真は伊豆の代官・江川家です。
 NHK大河ドラマ「篤姫」で篤姫の実家として使われたとか。

 

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杜の都の食べ歩き・街歩き

 

週末にかけて、石巻、仙台、福島への出張がありました。
堅い話はあとで書くとして、宿泊した仙台国際ホテルでのこと。

旅先の夕食は楽しみな半面、面倒でもありますよね。
この日もどうしようかと悩んでいるとき、ふと目についたのが、
デスクにあった「杜の都の食べ歩き・街歩き」という本。

よく部屋に置いてある広告ばかりのガイドブックではなく、
グルメの総支配人によるレストランガイドだったので、びっくり。
ミシュランの星がつくような高級店からカジュアルな居酒屋まで、
すべて総支配人が自ら足を運んだおすすめの店なのです。

熟読(?)の末、これはと思った店にいくつか電話してみたところ、
週末の夜ということもあり、あいにく予約はできませんでした。

ただ、そこでふと思いつきました。
レストランガイドを書くような支配人の経営するホテルであれば、
そこで提供される食事もおいしいはず、と。

ガイドブックには館内レストランの案内もありました。
1Fに「デリカショップ」があるというので、ここリゾットと総菜、
それにワインを買い、部屋で一杯やることにしたのですが、
これが大変おいしかった。デパ地下のテイクアウトとは違いました。

翌日の朝食も大満足でした。
バイキングなのは他のホテルと同じですが、宮城のコメを
おいしく食べられるような「ご飯の友」がずらりと並んでいました。
朝から一人でニコニコしていた私は、変な人に見えたでしょうね^^

あとで調べてみると、この総支配人・野口育男さんは、
経営が傾いた当ホテルを再建するため、東武グループから
2007年に送り込まれたのだそうです。

ある記事によると「(当時は)殿様商売が染みついていた」とのこと。
食事面だけではなく、今はかなり変わったのではないでしょうか。
仙台に行く機会があれば、また泊まってみたいホテルです。

※いつものように個人的なコメントとということでお願いします。

※この本の売り上げは全額寄付されるそうです。

 

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神経経済学/利益調整研究

GW読書の第二弾です。

最初の「神経経済学」のほうは、「脳の中の経済学」
という新書を読みました。

行動経済学と脳神経科学のコラボで誕生した分野だそうで、
経済行動を生む脳の仕組みについて、経済学と脳神経科学の
両面から解き明かそうというものです。

確かに自然科学とは違い、経済学は人間の行動に
関わるものなので、脳の仕組みと関係があるはずですね。

まあ、なんのこっちゃと思われたかたは、本書をご覧下さい。
読みやすい本でした。

もう一つの「利益調整研究」は書籍を読んだのではなく、
今回(5月)の証券アナリストジャーナルの特集です。

ここで言う「利益調整」とは、

「何らかの特定の目的を達成するために、経営者によって
行われる、会計数値を対象とした裁量行動」

のことで、実証会計学の世界では一大研究領域なのだそうです。

経営者が行う利益調整の方法には、会計的裁量行動と
実体的裁量行動があり、前者は会計上の見積もりや変更など
キャッシュフローの変動を伴わない会計上の操作、
後者は実際の経営活動を変更して利益を動かす方法です。

さらに、損益計算書で計上される位置を動かして
特定の利益を調整する「分類的操作」もあります。
例えば、ある費用を裁量的に特別損益に計上すれば、
経常利益がその分かさ上げされますよね。

こちらの研究も経営者の行動に関するものであり、
アナリストとして掲載論文を興味深く読みました。

※写真は謎の暗号?・・・わかりますよね^^

 

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「金融機関のガバナンス」

金融庁出身で、現在は東京大学公共政策大学院の
客員教授を務めている天谷知子さんの近著です。

欧米の金融機関に関する各種の調査報告書や
金融庁の検査事例集等から失敗事例を紹介しつつ、
金融機関のガバナンスについて語った本です。

私の著書「経営なき破綻 平成生保危機の真実」に
通じるところもあって、興味深く拝読しました。

本書ではベアリングズの破綻やサブプライム問題
(ワシントン・ミューチュアルやRBS、UBSの失敗)、
JPモルガン「ロンドンの鯨」事件などを題材に、
金融機関のガバナンス問題について考察しています。

キーワードとして登場するのが「コンプライアンス化」
「数値の自己目的化」「性弱説」「集団的思考」などです。
関係者には思い当たることばかりではないでしょうか。

ところで、2年半とはいえ私も行政経験があるためか、
本書で最も印象に残ったのは、天谷さんが本文ではなく、
「おわりに」で触れている「規制・監督とガバナンス」でした。

「金融機関のガバナンスが機能していなければ
 規制・監督はザルと化し、一方、規制・監督によって
 ガバナンスを機能させようとしても、本当に問題を
 抱えている部分にはなかなか届かないという現実」

自己規律や市場規律には頼れない、さりとて、
自分で自分をコントロールできない金融機関に対しては、
いくら厳しい規制があっても意味をなさないわけです。

となると、あとは規制・監督が金融機関のガバナンスを
向上させる必要があるのですが、果たしてそれが可能かどうか。

チェックリストを守らせることはできるでしょう。
しかし、実際にガバナンスが機能しているかどうかは別の話です。
それ以前に、そもそも機能しているかどうかを見極めるのは
そう簡単ではありません。

この点については、私もいろいろと考えさせられたので、
そうだよなあと思いつつ、なかなか回答を見出せないでいます。

確かに、「踏切事故をなくすには踏切をなくせばいい」
のはわかるのですが、本書にもあるとおり、そもそも金融機関は
リスクを扱うことを商売としています。保険会社も同じです。

ボルカ―・ルールのように、踏切をなくしてしまうのが
金融機関のガバナンス問題を解決するうえで妥当なのか、
このあたりは私もさらに考えてみたいです。

もっとも、日本の場合、「専門人材の育成と活用」
「官民交流の一層の充実」などが、まずは取り組むべき課題かも。
本質的には「いたちごっこ」なのは承知のうえで。

※いつもの通り、個人的なコメントということでお願いします。

※写真はどこかの中央官庁みたいですが、
 実は築地市場の事務所です。

 

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督促OL修行日記

 

運良くとれた寝台特急「カシオペア」で北海道へ。
飛行機なら1時間半のところを、17時間もかけて
のんびり北に向かう、ぜいたくな旅でした。

ところで、車内で読んだ「督促OL修行日記」という本が
なかなか面白かったので、ご紹介。

本書は信販会社のコールセンターで督促の仕事、
つまり、債権回収をしている女性の体験記でして、
「お金を返して下さい」という電話をかけまくる日々だそうです。

「感情労働」という言葉をはじめて知りました

肉体労働は体を使って仕事をしてお金を得ます。
頭脳労働は頭を使って生み出したアイデアなどを
賃金に変えます。

これに対し、感情労働は自分の感情を抑制することで
お金を得る仕事で、いわば心を売ってお金を得ます。
顧客から一方的に罵詈雑言を浴びせられることもしばしば。
コールセンターや客室乗務員などがこれにあたります。

こうした仕事では心に疲労がたまりやすいので、
心を病む確率が他の労働よりも高いのだとか。

以前の職場にも「金融サービス利用者相談室」があり、
一般の人から相談を受け付けています。
聞くところによると、やはり大変な職場だったようです。

でも、考えてみれば、コミュニケーション力が重要なのは
感情労働系の仕事に限った話ではありません。
本書に書かれている「督促OLのコミュ・テク」は、
多くの人に役立つのではないでしょうか。

ご参考までに、筆者のブログもあるそうです。
督促(トクソク)OLの回収4コマブログ

 

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FP深田晶恵さんの新刊

 

同世代の売れっ子FP深田晶恵さんが、
「『投資で失敗したくない』と思ったら、まず読む本」
という本を出版しました。

投資デビューする前に読む入門書なのですが、
「ある程度売り手の事情を知っておいたほうがいい」
という深田さんの主張に思わずうなずいてしまいました。

例えば本書には、「金融機関で言ってはいけない言葉」
「窓口で使える言葉」がリストアップされています。

ネタバレになるので多くは書きませんが、例えば、
「そこそこ増える商品を選んでほしい」
「今、売れている商品は何ですか?」
は禁句なのだそうです(理由は本書に書いてあります)。

保険関連では一時払終身保険の話が載っています。
「一見おトクそうに見える一時払い終身保険」ということで、
「貯蓄目的であれば普通の貯蓄商品を使えばよく、
 わざわざ保険を買う必要はない」
というのが深田さんからのアドバイスです。

ところで、私の単なる知識不足だったのですが、
個人が買える国債は「個人向け国債」だけではなく、
本来の国債(「新型窓販国債」と言うそうです)も
購入できるのですね。

個人向け国債は中途解約時の額面保証がある代わりに
通常の国債よりも利率が低く、これしか選択肢がないのは
変だなあと思っていたので、私には目からうろこでした。

金融用語にはそれなりに通じているつもりですが、
実際には知らないことばかりだなあと、つくづく思います。

※写真はマラッカのチャイナタウン(?)です。

 

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