週刊金曜日という雑誌を読んでいたら、
メディカル保険サービス取締役の後田亨さんによる
「損しないための生命保険講座」という記事がありました。
後田さんは乗合代理店として保険のコンサルティングを
行っているかただそうです。
後田さんの公式サイトがありました
記事のなかに、次のようなくだりがあります。
「そもそも、保険という金融商品が、そんなにいくつもの
目的にかなうものではないことに気づいたのです」
「保険での対応がふさわしいリスクを考える際、
次の三点を意識したらいいはずです。
①めったに起きないこと
②起こったら大変な経済的打撃を受けること
③いつ起こるかわからないこと 」
実は私が職場や大学で保険について話す機会があると
(特に需要サイドから見た保険の話をする場合です)、
図を描いたりして、しばしば同じような話をしてきました。
ただ、保険を販売する立場のかたによる記事だったので、
非常に新鮮に感じました。
「『ライフステージ』は忘れてもいいのではないか?」
とまで述べているのですから。
もちろん、「めったに起きない」「経済的打撃」について
どこまでをそう捉えるかはケースによって違うでしょうし、
それをどんな手段でどうカバーすべきかも様々でしょう。
また、安心を提供するというメンタル面も無視できません。
しかし、商品主導、売り手主導になりがちななかで、
このような考え方を普及させることは、結局のところ、
買い手だけではなく、売り手にとっても有益なのだと思います。
※酷暑のため、この日(15日)の最大使用電力は
この夏最大の4640万KWに達したそうです。
まだ7月半ばなのですが...
※いつものように個人的なコメントということでお願いします。
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