12. セミナー等の感想

社会保障の勉強会

FPの内藤眞弓さんのお誘いで、日本の社会保障についての
勉強会に出席しました。

内藤さんは、フリーライターの早川幸子さんとともに
「日本の医療を守る市民の会」を主催しており、私は初出席でした
日本の医療を守る市民の会HPへ

今回の講師は都留文科大学の後藤道夫さん。
貧困の急増、労働市場の激変などが詳細なデータで示され、
福祉国家型の大きな政府にしなければどうにもならない、
というお話でした。

結論部分にはいろいろと議論の余地がありそうです。ただ、
この10年間に社会構造の大きな変化が起きたのは間違いなさそうです。

例えば、派遣・契約社員の数が増えたのはよく知られた話ですが、
若年層を中心に年収の低い正規労働者がかなり増えているのですね
(コンビニやファーストフードの店長などが典型的な例です)。

そして、終身雇用が崩壊する一方、日本の社会保障は
年金や医療保障に比べて失業時の生活保障が弱いうえ、
教育費や住宅費といった社会サービスのコストが高いため、
収入が減ると、ただちに貧困状態に陥りやすいのだそうです。
確かに言われてみればその通りかもしれません。

かつての終身雇用・年功序列には魅力を感じませんし、
そもそも前提が変わったため、戻ることはできないでしょう。
しかし、全体の2割が貧困世帯(貧困の定義にもよりますが)というのは、
やはり健全な社会ではないですよね。

いろいろ考えさせられる勉強会でした。

 

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「保険会社破綻」セミナー

先週末になりますが、保険会社の破綻をテーマにした
保険代理店向けセミナーの講師を務めました。

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前半が私で、アナリストの視点から保険会社のリスク構造や
経営の現状についてスピーチしました。

後半の岡武さんは、大成火災の破綻時にどうなったのか、
実際に何をしたのか、という貴重な体験談。
これは非常に興味深い内容でした。

同じ保険でも生保と損保では、破綻による影響や
破綻時にしなければならないことが、かなり違うのだと
私も改めて認識することができました。

 

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アクセンチュアのイベント

保険会社向けのイベントで基調講演をしました。
場所は六本木ヒルズの49階です。

全体のテーマは「オペレーショナル・エクセレンス」。
私は「生損保の経営は変わったのか」という演題で
30分ほど話をしました。

例えば、「破綻生保では経営が実態をつかめていなかった」
「経営実態を正しく把握する仕組みが不可欠」といった話をしました。

これを受けた某ソフト会社のかたが「経営の見える化」について
話すというので注目していたところ、excelベースで販売実績や
経費の状況を一覧できるソフトについてのデモンストレーションでした。

タイトルに「オペレーション力を向上する」とあったので、
てっきりEVや負債評価の話などかと思っていたのですが...

後半のSBIアクサ生命の副社長によるスピーチは、
実際に保険事業の立ち上げに関わっているかたの話だけあって、
もっと聞いてみたいと思うようなものでした。

 

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