今回は「市場」と言っても金融関連ではありません。
連休中、早朝に千葉方面に行く用があり、
夕方には東京駅で待ち合わせ、という条件のもと、
この間のフリータイムを使って千葉の勝浦と大多喜に
行ってきました。
勝浦は「日本三大朝市」の町です
(あと2つはどこだかご存じですか?)。
400年以上の歴史があるとか。
漁港なので海産物が多いと思っていたところ、
意外にも魚関係はそれほど多くはなくて、
どちらかと言えば野菜が中心のマーケットでした(写真左)。
今の季節だと、トマト、なす、ししとう、じゃがいも、夏大根...
まあ、地元の無人スタンドに並んでいる野菜たちと変わらない
(千葉と横浜は同じ首都圏ですからね^^)のですが、
地元客と思われる皆さんが、野菜をたくさん買い込んでいました。
巨大きゅうりを売っているおばちゃんがいて、
「これ、ずいぶん立派ですね!」と話しかけたら、
「忙しくて収穫するのが遅れたら、育っちゃったのよ。
やわらかくて美味しいのよ」
とのこと。本当でしょうか?
連休中だったので観光客も結構いました
(知人に偶然出会ってびっくりしました)が、
ローカル色の強いマーケットという雰囲気でしたね。
勝浦を後にして、今度はローカル線(いすみ鉄道)で大多喜へ。
ここでは毎月5と10のつく日に朝市が開かれています。
野菜中心のこじんまりした市で、勝浦よりも
さらにローカル色が強い雰囲気でした(写真右)。
ただ、すでに11時だったので、会場の夷隅神社に行くと、
大半の店が片付けに入っていました。
「もう終わりなんですね」とおばあちゃんに声をかけると、
「(片づけながら)いやいや、まだやってるよ。
トマトなんかどう? ばら売りもするよ。塩もつけるよ」
気がついたときには洗ったトマト(ばあちゃんが洗ってくれた)を
丸かじりする私がいたのでした。
足元には、ばあちゃんが出してくれた塩が新聞紙にのっています。
ばあちゃんと雑談しながら食べるトマトは実に美味しかったです。
大多喜やいすみ鉄道については、別の機会にとっておきましょう。