FPの内藤眞弓さんがベストセラー「医療保険は入ってはいけない!」
の新版を発行しました。
タイトルは2006年版と同じでも、中身は大幅に手が加えられています。
2006年版では公的医療保険の説明に多くのページを割いたのに対し、
今回の新版では、民間医療保険の限界を強調するとともに、
怪しいセールストークの解説が充実しています。
「レバレッジが効かない(=一度に多額の金額を受け取れない)
保険からは早く卒業して、最強の自家製医療保険(=貯蓄)を作る」
という主張にも納得。
一時金を受け取るタイプの医療保険がもっと充実すればいいのですが、
モラルリスクとの戦いという面もあり、保険会社は苦闘しているようです。
今後の取り組みに期待しましょう。
内藤さんは、先進医療が「夢の治療法」ではないことも強調しています。
誤解している人が多いのではないでしょうか。
詳しくは本書をご覧下さい。
わかりやすい点は2006年版と同じですね。
私も見習いたいと思います。