母校の横浜翠嵐高校で3年ぶりにスピーチしました。
キャリア教育の一環として、様々な分野で活躍中の
卒業生が在校生に仕事について語るという企画です。
今回スピーチした卒業生は15名でした。
弁護士、大学教授、医師といった専門職や、
日本航空、日産自動車、朝日新聞など
高校生にもイメージしやすい名前が並ぶなかで、
私の仕事を説明するのはなかなか大変です。
「保険会社向けの経営コンサルティング」と言っても
高校生には(&大人にも)わかりませんよね。
そこで、こんな説明をしました。
「昨日WBCの試合がありましたよね。
日本代表チームの東尾コーチ、わかりますか?
東尾さんは野球のコーチだけど、
私は保険会社のコーチをやっているんです」
「それから昨日の解説者は工藤さんでしたよね。
私は解説の仕事もしているんですよ。
野球ではなく、保険会社についてですけどね」
こんなふうに話をしたら、彼らとの距離が少しだけ
縮まったように感じました(=反応があったので)。
それにしても、自分の仕事について話すということは、
これまでの職業経験を振り返るということなのですね。
どうして今の仕事をしているのか、過去の経験は今、
どのように生きているのか、などなど。
いつものスピーチとは違う、新鮮な体験ができました。