経済ジャーナリスト座談会

久しぶりに風邪でダウンしてしまいました。
夏風邪はしんどいですね。皆さんもご自愛下さい。

フジサンケイビジネスアイが19日、20日にわたり
経済ジャーナリストによる緊急大型座談会を掲載しています。
テーマは「『失われた30年』に突入しないために」です。
座談会(1) 座談会(2) 座談会(3) 座談会(4)

分量が多いので見出しだけ拾ってみましょう。

「震災契機に価値観見直しを」「円高対策が急務」
「戦略ミスの言い訳」「政治・官僚・財界に距離間」
「国際競争に勝てる技術必要」「世界にもまれな愚策」
「特区に自由さ必要」「世界から英知集める仕組みを」
(以上が19日)

「株価上げて経済を活性化」「銀行が機能喪失」
「東電問題 3つの論点」「原発政策 国民に選択肢提示を」
「改革のエンジンに再び火を」「戦う姿勢必要」
「技術の統合力欠く」「ジャーナリズムが市場磨く」
(以上が20日)

最後の「経済ジャーナリズムへの苦言、提言」で
磯山友幸氏が、

「経済ジャーナリズムの仕事は、ある企業の価値を
 正しくマーケットに示して、マーケットを磨くということ」

とおっしゃっていて、共感を覚えました。

巷に溢れる情報は発表ものか広告含みばかりですものね。
発表ものは通信社に任せて、少なくとも経済紙の記者は
調査・分析報道のようなものに力を入れてほしいです。

それには1、2年のローテーション人事では難しいでしょうし、
何より経営がそのような戦略を打ち出すことが重要です。

よく見ると、座談会メンバー6人のうち、5人が日経出身でした。

※写真の人形は「ミズキー」と言います。
 地元・港北区のキャラクターなのだそうです。→ ミズキーのおへや
 「浜梨物語」のところに座っているので、
 お菓子のキャラクターだと思っていました。

※いつものように個人的なコメントということでお願いします。

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