各紙で報道されていますが、朝日にコメントが出ました。
「財務内容は見た目以上に悪い可能性が高く、
債務超過額はさらに増えるだろう」
というものです。
生保の破綻処理は、実質的にはスポンサー候補と
管財人のM&A交渉です。
できるだけ安く買いたいスポンサー候補と、
高く売りたい管財人の厳しい交渉となります。
当然ですが、スポンサー候補は厳格な資産査定を行います。
貸付金や不動産、流動性の乏しい有価証券は
大幅にディスカウントしないと誰も買ってくれません。
だから債務超過額が膨らむことになるのです。
「救済に8社が名乗り」とのことですが、
まだ中身はほとんど見ていない模様。
入札まで残るところが複数あるといいですね。