5/3(月)のMonday Nikkeiの特集記事
「財政悪化で金利が上がると、国内債券投信の価格はどうなるか」
について。
組み入れ債券の投資金額が償還までの残存年数ごとに
等金額になるようにするラダー型運用であれば、
償還資金で利率の上がった債券を補充するので、
金利上昇を過度に心配する必要はないという結論でした。
様々な金利上昇パターンでのシミュレーションもあり、
なかなか興味深いです。
ただ、過去には急激な金利上昇もありました。
「1年後に金利が5%に上昇」のシミレーション結果をみると、
金利上昇でまずは基準価格が15%くらい下がります。
その際にラダー型運用が維持できるのか気になるところです。
資金の流出入が大きく変わらなければいいのですが、
例えば解約急増や新規資金の枯渇により
新たな債券を購入する資金が不足することになれば、
基準価格の回復が遅れてしまいます。
保険アナリストとしては、このようなラダー型運用の投信では
将来キャッシュフローについてどの程度の変化まで想定しているのか
関心がありますね。
※GWの井の頭公園は大勢の家族連れでにぎわっていました。