欧州各国で新型コロナウイルスの感染者数が急速に増えています。
日本の感覚からすると、そもそもどうしてそんなに検査ができるのだろうかと思ってしまいます。ドライブスルー方式など、検査の手法がかなり異なるのでしょうね。
人口100万人当たりの感染者数が100人を超えているのは中国湖北省(1146人)のほか、
韓国:160人
イラン:156人
イタリア:349人
スペイン:123人
スイス:159人
ノルウェー:141人
デンマーク:139人
バーレーン:134人
となっています。あくまで3月15日時点のもので、欧州を中心に日に日に数字が大きくなっている状況です
(元データは日経「新型コロナウイルス感染世界マップ(3月15日)」、人口は容易に入手できた2018年のもの)。
次に、感染者数の多い国を中心に、人口100万人当たりの死者数を確認してみました
(元データは同じ)。
日本:0.2人
中国:2.2人
湖北省:52.1人
それ以外:0.1人
韓国:1.5人
イラン:7.5人
イタリア:23.8人
スペイン:2.9人
フランス:1.4人
スイス:1.3人
ドイツ:0.1人
イギリス:0.3人
ノルウェー:0.2人
デンマーク:0人
スウェーデン:0人
カタール:0人
バーレーン:0人
米国:0.1人
人口に占める感染者の割合が高くても、死亡者の多い国と少ない国があるのがわかります。もちろん、他の死因と比べて52人や23人が高いのかどうかという議論もあると思いますが、少なくとも人口対比で比べたほうがよさそうです。
日本の死亡者数は足元でやや増えてきましたが、何とか踏みとどまってほしいです。
※写真は武蔵小杉の遠景です。元住吉駅から。