生保の業績報告

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生保の第3四半期(10-12月期)業績報告の発表がありました。

日本の四半期開示は4-12月累計で発表されます。
年度決算の姿を予想しやすいというメリットがある半面、
足元の変化をとらえにくいというデメリットもあるようです。

そこで主要生保(大手4社とかんぽ、ソニー、アリコ、アフラック)の
契約動向を四半期ごとに並べてみました。

四半期ごとに見ると、例えば住友が個人年金の販売を抑えたことが
確認できます、第一(フロンティア生命)は高水準を維持しています。
同じ大手でも、第三分野の年換算保険料の推移などから、
住友(第三分野に積極的)と他の3社で商品・販売戦略の違いが伺えます。

アリコジャパンにも注目です。1年前のAIGショック以降、
個人年金販売は引き続き低水準です。
ただ、個人保険分野では、第三分野の好調さに支えられ、
何とか踏ん張っているようです。

かんぽ生命の動向も興味深いです。
この四半期は個人保険の回復基調にややブレーキがかかる一方、
個人年金の販売を伸ばし続けています。
あまりいい傾向ではないかもしれません。

※きょう(14日)はバレンタインデーですね。
 写真の手作りチョコは果たしていずこへ?

※いつものように個人的なコメントということでお願いします。

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