10/26(日)の日経・読書欄に
拙著「経営なき破綻」の書評が載りました。
評論家によるものではありませんが、
「経営の自己規律の欠如に原因」という見出しで
44行も使ってあります。うれしいですね!
日経の書評の影響力は大きいです。
アマゾンのランキングが、直前の7万位から
1000位台に急伸しました^^
※いつものように個人的なコメントということでお願いします。
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10/26(日)の日経・読書欄に
拙著「経営なき破綻」の書評が載りました。
評論家によるものではありませんが、
「経営の自己規律の欠如に原因」という見出しで
44行も使ってあります。うれしいですね!
日経の書評の影響力は大きいです。
アマゾンのランキングが、直前の7万位から
1000位台に急伸しました^^
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昨日(25日)は日本保険学会の年次大会で
「自由化後10年の検証」というシンポジウムに登場しました。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsis2/taikai.html
司会は山下先生で、シンポジスト(と言うのだそうです)は私のほか、
慶大の堀田先生、一橋大の米山先生、弁護士の上柳先生でした。
山下先生いわく、「業界の人をあえて登場させない」ということでしたが、
報告の質はともかく、私もその方針でよかったと思います。
シンポジウムやパネルディスカッションに観客として出席すると、
どうも不満が残ることが多いです。
いいシンポジウムかどうかは各人の報告よりも、
その後のディスカッションや質疑応答に左右されるようです。
その点で昨日のシンポジウムはどうだったのでしょうか。
メンバー同士では直前までメールでのやり取りが繰り広げられ、
それなりの共通認識をもったうえでの登壇だったので、
落ち着いて本番に臨むことができました
(最後の質問?が理解できず困りましたが…)。
実のところ学会は今日も続いているのですが、
都合により初日だけの出席とさせていただきました。
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本日(22日)15:30ころからのニュースの
保険特集に登場しました。
テーマは
・保険会社が破綻したらどうなるか
・保険会社の経営内容をつかむには
というもの。
今回は7分くらいあったので、比較的余裕を持って
話をすることができました。特に、
責任準備金の1割削減≠保険金・年金の削減率
という話を口頭だけで伝える限界を感じていたので、
今日はフリップを使って説明しました。
どうだったでしょうか?
このところテレビ出演が続いていますが、
生の場合、いくら事前に打ち合わせをしても
その通りにはなりません。
今日もいきなりの質問をいくつもいただきました^^
(例えばBBB+の格付けについて)
うれしかったのは拙著のPRができたことです。
「抽選で10名さまにプレゼント」という企画を通じ、
本の表紙を画面に映すことができました。
さてさて、反響はいかに。
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駅の売店で日刊ゲンダイの大きな見出しが。
つい買ってしまい、やっぱり後悔しました。
というのも単に格付けリストが載っていただけ。
記事の中身は、
「大和生命はソルベンシー・マージン比率が
2008/3末で555%もあったのに潰れてしまった。
一方、格付けは10/1にはBに下がっていた。
破綻の前兆があったのだ」
「乗り換えよりも、そのままにしておくほうがいい。
むしろ出費を省くために、惰性で入っている保険の
見直しが不可欠だ」
というもの。意外にも?普通の記事でした。
とはいえ、やはり130円を無駄にした気がしますね。
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実は少し前から試運転をしていたのですが、
うるめさんのご協力でブログを立ち上げました。
ここでは金融・保険関連ニュースの感想や
自分のコメントが載った記事の解説(裏話)、
セミナーのご案内などを中心に、書いていくつもりです。
ライブラリーには自分が執筆した原稿の一覧
(とりあえず要約だけですが)をご紹介しています。
金融危機のおりですが、週2回くらいは更新したいです。
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各紙で報道されていますが、朝日にコメントが出ました。
「財務内容は見た目以上に悪い可能性が高く、
債務超過額はさらに増えるだろう」
というものです。
生保の破綻処理は、実質的にはスポンサー候補と
管財人のM&A交渉です。
できるだけ安く買いたいスポンサー候補と、
高く売りたい管財人の厳しい交渉となります。
当然ですが、スポンサー候補は厳格な資産査定を行います。
貸付金や不動産、流動性の乏しい有価証券は
大幅にディスカウントしないと誰も買ってくれません。
だから債務超過額が膨らむことになるのです。
「救済に8社が名乗り」とのことですが、
まだ中身はほとんど見ていない模様。
入札まで残るところが複数あるといいですね。
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いろいろなメディア等でコメントをしました。
このうちテレビはすでに流れたのでご紹介します。
日本テレビの夕方のニュース
・週末に続く登場です。破綻と売却の違いを解説しました
今回は汐留に行きました。体育館みたいなところでびっくりです。
Bloombergテレビ
・流れたのは7日の午前11時ころです
AIGの事業再編計画について解説しました
今週は連日メディア対応に追われそうです。
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AIGが日本の生保事業から撤退する意向を示しました。
昨夜はこの件で21:00から某テレビ局のインタビューの予定でした。
20:00に公表されたAIGのリリースを見ると、
「海外生保の持ち分を維持する」とありました。
ただ、損保と生保で表現が微妙に違うのが気になったので、
念のためインタビューは21:30からの電話会議の後にしました。
<原文>
AIG plans to retain its U.S. property and casualty and
foreign general insurance businesses, and to retain a continuing
ownership interest in its foreign life insurance operations.
さて、電話会議の音声をPCでじっと聞いていたら、
質疑応答の最初のほうで「アリコの海外事業を売る」
とAIGのトップがコメントしたのでびっくり。
聞き違いかもしれないとBloombergを見ると、
しばらくして「(英語で)アリコ売却」という文字。
生保の持ち分とは中国等のことだったのですね。
おかげでインタビューは1回ですみましたが、収録は23:30から。
どのニュースで使うのかもわかりません(TT)
それにしても、どうして曖昧なリリースをしたのか不思議です。
日本の生保事業(アリコ)はそれなりに歴史が長く、
グループ貢献度も相当高いはずなのですが。
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昨日(27日)は日本保険・年金リスク学会(通称JARIP)の
年次大会でスピーチをしました。
この学会は保険数理や金融工学、年金運用などの
専門家が中心で、なかでもアクチュアリーが多いです。
私にはわからない難しい数式もたくさん出てきます。
スピーチの後の懇親会では、何人かの実務家から
「うちの経営陣の意識を変えるにはどうしたらいいか」
「生保破綻をテーマに経営陣の勉強会を」
といった声が。
米国金融危機の最中でもありますし、
皆さん、会社の内部管理を担当するスタッフとして
現状に危機感を持っているのでしょうね。
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破綻したリーマンの事業基盤(北米を除く)を引き継ぐことになりました。
米国の金融危機に乗じて北米を強化するというのではなく、
アジアや欧州で存在感を高めるというのが興味深いです。
もちろん、優秀な人材の引き抜き合戦は始まっているので、
どうやって人材の流出を防ぐかがカギとなるのでしょう。
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