台湾最南端の町を訪問

先日訪問したバンコクで大雨が降り続き、各地で浸水被害が発生しているそうです。バンコクには高層ビルがたくさんありますが、土地そのものは高低差が非常に小さく、一度浸水するとなかなか水か引かないとのこと。2011年のような大洪水になりませんように。

さて、シルバーウィークに台湾最南端の町、恒春(ヘンチュン)まで足を伸ばしました。今回はその備忘録です。
恒春は、台北から新幹線で高雄(駅名は左営)まで行き、そこから高速バス(といっても後半はひたすら一般道を走ります)で2時間強のところにあります。わざわざここまで足を伸ばしたのは、恒春が台湾で最も城壁が残っている町だと聞いたからです。

台湾の都市に城壁が作られたのはそれほど古くはなく、清朝時代の1870年代です。同じ時期に台北にも城壁ができました。
城壁ができるきっかけは日本の海外進出です。1871年に台湾に漂着した宮古島の住民が殺害されるという事件を理由に明治政府は台湾出兵を決行。清との交渉の結果、日本は撤兵しましたが、これ以降、清は日本への警戒を強め、台湾の防衛体制を強化しました。恒春や台北などに城壁が作られたのもこの時です。
しかし、日清戦争の結果、1895年の下関条約で台湾は日本領となり、城壁は不要となりました。台北の城壁はいくつかの門だけを残して撤去されましたが、恒春の町は小さく、遠隔地にあったので、そのまま残ったようです。

恒春の城壁もぐるっと一周残っているのではなく、繁華街に近い南門の周辺にはほとんど残っていませんでした。それでも西門から北門、さらに東門へと城壁がかなり残っていて、城壁の上を歩くこともできました(一部に行き止まりのところもあって、下に降りれなくて引き返しました^^)。城壁沿いにのんびり歩いても、1時間もかからずに一周できます。
城壁内の町並みもなかなかレトロでよかったですね。古い建物をリノベしたカフェやショップもいくつか見かけました。市場も賑わっていました。シルバーウィークとはいえ、さすがにここまで足を伸ばす日本人は少ないようで、ローカルな雰囲気に浸れました。

ちなみに台湾最南端の場所(モニュメントがあるらしい)は、恒春からさらに車で20分くらいのところにあるそうです。

※いつものように個人的なコメントということでお願いします。

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