海外渡航の再開第2弾は韓国でした。出入国時にコロナ関連の手続きが不要となったので、ほぼコロナ前の状態に戻りました。
ただし、再入国の税関手続きにはがっかりしました。紙ではなく電子手続きを選んだところ、羽田空港の端末でスマホのQRコードとパスポートの両方を同時にスキャンしなければならず、さらに顔認証もあります。直前に同じこと(パスポートのスキャンと顔認証)をするので、重複感が強いです。紙なら渡すだけだったのに、かえって面倒になりました。
韓国は2020年1月以来の訪問です。いまさらですが韓国にはカフェが多いですね。スターバックスに代表されるチェーン店は町のあちこちにあります。調べてみると、スタバの数は日本よりも多いそうです(出典はこちら)。参考までに韓国の人口は約5100万人です。
テイクアウト専門の店も町のあちこちで見かけます。おしゃれな(=SNS映えする)カフェもソウルにはたくさんあって、おそらく若い人でにぎわっているのでしょう。かつてはインスタントコーヒーが出てくる喫茶店が普通にありましたが、時代は変わりました。
せっかくなので、今回私が訪問したソウルのカフェ(喫茶店)を2つご紹介します。
THE ROYAL FOOD & DRINK
近年人気エリアとなった解放村(ヘバンチョン)にある絶景カフェです。幸運なことに眺望のいい席を確保できました。
解放村は朝鮮戦争の時に北から避難してきた人々などが山の斜面に住み着いたところで、近くには米軍基地があり、独特な雰囲気を感じました。歴史をさかのぼると米軍基地の場所には日本軍の施設があり、周囲には日本人が多く住んでいたそうです。
カフェからの景色だけではなく、周囲の散策もおすすめです。
伝統茶院(耕仁美術館)
仁寺洞(インサドン)という、やはり人気のエリアにある韓屋カフェ(茶店)で、こちらでは韓国の伝統茶を楽しむことができます。美術館と併設ですが、入場料などはかかりません。
下の写真はなつめ茶(テチュチャ)で、甘くて飲みやすかったです。他にもお馴染みの柚子茶(ユジャチャ)や、赤くてきれいな五味子茶(オミジャチャ)なども飲めたのではないかと思います(ハングル表記だけだったので未確認です)。