酒蔵見学に行きました

 

新潟での保険合宿(!)の際、「久保田」で有名な
朝日酒造の酒蔵見学をする機会がありました。

1830年創業の老舗ながら、徹底した品質管理と、
「久保田方式」と言われる限定販売戦略で、
淡麗辛口ブームの立役者となった蔵元です。

現地に着いて、まずその外観にびっくり(写真左)。
これまで見学した酒蔵のなかで最も近代的でした。
酒蔵というよりは工場といった趣です。

白衣と帽子、マスクを着用し、いざ蔵のなかへ。
精米から麹造り、酒母、もろみ、発酵、しぼりと、
製造工程に沿ってご案内いただきました。

最初の精米のところでは、削ったコメを見せてもらいました。
朝日酒造では、「酒づくりはコメ作りから」という考えのもとで、
原料の米の多くを地元の契約栽培農家から「無理を言って」
確保しているとのこと。
先日の「千曲川ワイナリー」と通じるところがありますね。

仕込みに使うタンクも、昔ながらの木桶ではありません。
ただ、考えてみれば、昔のやり方が何でもいいわけではなく、
高い品質を求めた結果、今のやり方にたどりついたようです。
最新の設備であれば、正確な温度管理も可能です。

とはいえ、杜氏の経験や勘は完全にマニュアル化できる
ものではないそうで、最新の設備と伝統技術の融合が
高品質の日本酒を生み出すのでしょう。

品質重視の考えは、2004年の中越地震でも発揮されています。
震災により、求められる酒質を得られないというトップの判断から、
仕込中の酒をすべて捨てるという決断をしたそうです。

いろいろと勉強になる酒蔵見学でした。

※いつものように個人的なコメントということでお願いします。

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