植村信保のブログ

保険アナリスト植村信保のブログ

2014年02月09日

森本さんの近著

 

私の所属するキャピタスコンサルティング代表の森本祐司さんが
「ゼロからわかる金融リスク管理」を出しました(KINZAIバリュー叢書)。

本書は金融リスク管理の入門書ですが、ノウハウや計測手法を
教えてくれる親切で便利な本ではありません。

「リスクとは何か」というところから始まり、
 ・リスクを「管理」するとはどういうことか
 ・リスクを計測し活用するうえで必要となる7つの心構え
など、入門書とはいえ、骨太の内容となっています。

リスク管理を「安全性の確保」、すなわち、リスクを計測し、
体力を超えたリスクを取っていないか確認すること捉えてしまうと、
リスク管理はリスク管理部門の仕事という意識になってしまうのは
ある意味当然かもしれません。

本書では、「金融商品の仕入れ値と売り値をどうとらえるか」
という視点を示し、リスク管理が決してリスク管理部門に任せておけば
いいものではないことを示唆しています。

何のためのリスク管理なのかを踏まえれば、
「リスク管理はリスク管理部門の仕事」ではないし、
まして規制対応でもないはずです。

ということで、身内の出した本ではありますが、初心者のみならず、
金融にかかわるベテランにも有益な内容だと思いますので、
ご紹介させていただきました。



※いつものように個人的なコメントということでお願いします。

※写真は大倉山梅林です。


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コメント一覧

今、リスク管理を考える  (2014年02月11日 15:04:23)

基本的なことをしっかり掘り下げるこういう本、好きですね。ただ、金融機関を対象にしてるといいながら、精神的なショックの例を挙げ、それは含めないとか、そもそも金融機関を対象にしてるならそんな例出すなよとか、論理の組み立てにいらいらしてしまいました。基本的なことをしっかり説明するのは良いのですが、本の組み立てにおける論理性も大事にして欲しいと感じました。

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