夏の京都

 

歴史があまり好きではない中2女子(=うちの娘)を連れ、
京都に行きました。
少しでも関心を持ってもらうには、本物を見せようというわけです。

初日は平清盛つながりで、「三十三間堂」と「六波羅蜜寺」へ。
六波羅蜜寺の名前はマイナーですが、ここの宝物殿にある
「空也上人像(=口から阿弥陀仏が出ている像です)」や
「平清盛坐像」は、皆さんどこかで見たことがあると思います。

2日目は「金閣寺」「龍安寺」「天龍寺」など、室町時代のお勉強。
もちろん、寺社ばかりではなく、「伊右衛門サロンの贅沢かき氷」
などの特典付きです^^

そして最終日は大原へ。
娘は大原(特に寂光院)が最も印象的だったようです。
壇の浦の戦いで敗れ、息子の安徳天皇とともに入水したはずが、
不幸にも救い出されてしまった清盛の娘、建礼門院徳子のお寺です。

ところで、今回ふと気がついたのですが、かつてに比べると、
京都の観光地はずいぶん変わりましたね。

嵐山と言えば、以前はタレントショップとお土産屋ばかりでした。
今はタレントショップは一軒もありません。
お土産屋にしても、何でも売っているような店は少なく、
いずれも特色を出しています。

新京極もそうです。かつてはお土産屋ばかりでしたが、
今はゲームセンターやアニメショップが目立ちます。

私の想像ですが、京都観光の主役が修学旅行をはじめとする
若年層から、シニア層に変わったためではないでしょうか。
シニア層はタレントショップには足を向けないでしょうし、
お土産にも質の高いものを求めるでしょうから。

※いつものように個人的なコメントということでお願いします。

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