月2千円の生保マーケット

 

保険ジャーナリストの石井秀樹さんによると、
代理店が運営する来店型店舗(=保険ショップ)は
全国で約2000店前後にもなるのだそうです。
このうち大手4社が約650店を占めるとのこと。

ちなみに次の会社が大手と言われているようです。
 ・「ほけんの窓口」(ライフプラザホールディングス)
 ・「保険クリニック」(アイリックコーポレーション)
 ・「保険見直し本舗」(ウェブクルーグループ)
 ・「みつばち保険ファーム」(VLフィナンシャル・パートナーズ)

保険ショップといえば、業界紙(インシュアランス)を見ていたら、
興味深い記述がありました。

以前は、月々の保険料が3000円くらいであればネットで加入し、
5000円くらいの場合には保険ショップで相談する傾向だったのが、
最近は金額のバーが下がり、2000円以下ならネットで加入、
2000円以上ならば保険ショップで相談という傾向なのだそうです
(結心会会長・上野直昭氏のコメント)。

月々2万円ではありません。2千円です。

そういえば、数日前に自宅で見た全国共済(全国生協連)でも、
基本コースの月掛金は2000円でした。

ネット専業のライフネット生命の平均月払保険料は、
直近のディスクロ誌によると3435円となっています。
ネクスティア生命は3550円、オリックス生命は4641円でした。
(いずれも個人保険の新契約平均保険料、月払契約)。

他方、日本生命の新契約平均保険料は15333円、
第一生命は11040円、住友生命は11239円、
明治安田生命は6420円となっていました
(いずれも個人保険の月払契約、年間保険料の場合は÷12)。

同じ生保でもマーケットが違うといえばそれまでですが、
保険料が月2000円、3000円といったマーケットのほうが
活気があるように見えますね。

もちろん、過度な料率等の競争になっていないかどうかも
気になるところです。

※写真は「獅子ヶ谷横溝屋敷」です。
 自宅から歩いて30分くらいのところにあります。

※いつものように個人的なコメントということでお願いします。

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