植村信保のブログ

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2010年04月03日

G20の正当性

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春休みが終わってしまい、社会復帰しつつあります。

さて、ベトナムの英字新聞を読んでいて、G20の正当性が
議論になっていることに(今さらながら)気がつきました。

金融危機の発生以降、世界的な経済問題を話し合う場が
主要8カ国のG8からG20サミットに移っています。
構成国は次の通りです。

G8=カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ロシア、英国、米国、EU
その他=豪州、メキシコ、トルコ、韓国
      アルゼンチン、ブラジル、中国、インド、インドネシア、
      サウジアラビア、南アフリカ

次のG20サミット(金融・世界経済に関する首脳会合)は
6月下旬にカナダのトロントで開かれる予定です。

G20は世界のGDPの9割近くを占め、先進国だけだったG8よりは
世界経済を代表したものとは言えるでしょう。
また、昨年のサミットではASEANやAU(アフリカ連合)なども
参加しています。

それでも、例えば

「メンバーは選ばれたわけではなく自薦であり、他国の同意はない」
「低所得の国やアフリカの国はほとんどメンバーになっていない」
「G8なら『金持ち国』という定義が明確だが、G20にはそれがない」
「G20サミットではなく、国連がその役割を果たすべきだ」

といった声が出ているようです。

日本でこのような報道を目にしたことがなかったのは、
日本はG5の時代からメンバーだったので、
このような国際会議への参加は当然という意識
(むしろメンバーが増えると影響力が落ちる)
があるからなのでしょう。


※ベトナムの空港で三猿ならぬ四猿の置物を見つけました。
 4匹目はどういう意味なんでしょうか。

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| post at 23:48:40 | コメント(0)  | カテゴリー : 05. 金融・経済全般 |
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