植村信保のブログ

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2010年02月07日

有楽町西武の閉店

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有楽町西武の閉店が話題になっています。
有楽町マリオンの登場は当時の銀座・有楽町界隈の
雰囲気を変えたと思いますし、待ち合わせ場所としては
超有名スポットだけに、閉店が話題になるのも無理はありません。

開業から今まで一度も黒字になったことがなかったそうですが、
考えてみれば、私もマリオンで待ち合わせをしたり、
映画を観たりはしても、西武で買い物した記憶は全くありません^^

ところで、この件を扱った日経流通新聞のコラム
「マーケティングの『非・常識』」(2/5)はなかなか面白かったです。

「百貨店はリスクを背負わない。売れ残ったら、
 問屋さんに返品すればいい業態」
「百貨店の人は百貨店以外にいいビジネスはないと思い込んでいる」
「(これらがネックとなり)脱百貨店をはかることができない」

このような説得力のある見立てをしているのが、
かつてグループを率いた堤清二氏(筆名は辻井喬氏)
というのを興味深く感じました。
つまり、有楽町西武だけの問題ではないということです。

かつて成功した業態がビジネスモデルや体質を変えるのは
そう簡単ではないということなのでしょう。


※写真は丸の内仲通りの夜景です。
 丸の内は新しい建物が次々にできていますね。

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| post at 23:43:49 | コメント(0)  | カテゴリー : 05. 金融・経済全般 |

2010年02月06日

今や監督当局が味方

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日経ビジネス2010年2月8日号に掲載された
野村ホールディングスの氏家純一会長インタビューから。

「悪用された部分や金融システムのほころびは規制されるべきで
 異論はない。実際、バーゼル銀行監督委員会やFSBが、
 技術的で合理的な議論を丁寧に積み重ねてきた」

「これらの成果をひっくり返すかのように、政治主導で突然、
 新たな規制が出来上がることに強い危機感を抱く」

「監督当局とは課題をしっかり議論できるが、残念ながら
 政治家に理解してもらうのは難しい。
 その意味で、今や監督当局はむしろ我々の味方だと、
 世界の金融機関トップは認識し始めている」

「規制する側とされる側が接近するということは、
 逆に言えば、それだけ状況が悪いということだ」


日本の「政治主導」はやや違う方向に向かっているようですが、
氏家さんの危機感はよくわかります。


※写真と記事の内容は特段関係ありません。念のため。

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