
2008年11月22日
あっという間に1週間がたってしまいました。
特に今回は違う町でも1泊したので、結構あわただしい出張でした。
こちらに来てみて、やはり普通の状態ではないことがわかりました。
金融市場は「疑心暗鬼」「恐怖が恐怖を呼ぶ」といった感じです。
たとえ保有資産が高格付けの債券ばかりの保険会社でも、
信用スプレッドの拡大が高格付け債券にも及んでいるため、
決算では多額の評価損(または含み損)が発生してしまいます。
相場の本格的な下げは10月以降なので、12月決算がちょっと怖いです。
2008年11月19日
金融危機の震源地に来て感じたのですが、
ようやくいま危機対応をやっている最中(それも模索しながら)
だということです。
だから方針もどんどん変わります。
当初は不良資産買い取りのためだった公的資金が
大手銀行・証券の資本注入に使われ、その後買い取りはなくなり、
さらに非上場の金融機関にまで資本を注入するという話になりました
(もっとも、どこに入れてどこに入れないかは不明)。
10年前の日本の当局は、生保は金融システムに大きな影響がない
と判断したのに対し、こちらではAIGだけではなく、少なくとも大手生保は
破綻したら金融システムへの影響が大きいと見ているようで、
とても興味深いです。
2008年11月17日
出張でNYにいます。1年に2回も来たのは初めてです。
外を歩いても金融危機だなんてわかりませんが、
テレビでは「ビッグ3に税金を入れるべきかどうか」
「オバマ政権が誕生する1月までをどう乗りきるか」
といった報道番組が目立ちます。まあ、日曜ですからね。
観光客の多さは相変わらずです。
植村信保(Uemura Nobuyasu)。
保険アナリストとして、主に生命保険会社や損害保険会社の経営分析を行っています。
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