植村信保のブログ

保険アナリスト植村信保のブログ

2010年01月06日

「保険情報」の新春座談会

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お気づきかもしれませんが、検索機能が加わりました。
たぶん自分が一番使うんじゃないかと思います^^

業界紙「保険情報」(保険社)の新春特集号に
私のインタビュー記事が掲載されました。
テーマは「相互会社の株式会社化」です。
株式会社化のメリットやデメリット、海外動向、
株式会社化後の変化などについてコメントしています。

保険情報のHPへ

さて、送っていただいた掲載紙のなかに、
「第三分野商品の今後と課題」という新春座談会があり、
目を引きました。

出席者は日本興亜生命・保険計理人の海老崎美由紀さん、
内山アンダーライティング・法学博士の千々松愛子さん、
あいおい基礎研究所の福岡藤乃さんです(いずれも女性)。

例えば、日本で主流の日額方式について、

「日本のように日額方式が主流の国は珍しく、
 ガラパゴス的な保障体系になっている(福岡氏)」

「実損型だと同じ症例でも支払額が違ってしまうので、
 納得感を得るのが難しいかもしれない(海老崎氏)」

「保険会社から給付金が支払われているにもかかわらず、
 病院の支払いには回っていないという現実がある(福岡氏)」

といった感じで議論が進んでいきます。

全体として、アクチュアリー、あるいは現場を知る研究者の視点から
民間医療保険のあるべき姿や今後の方向性が議論されていて
非常に興味深く拝見しました。


※この観覧車には2台だけガラス張りのものがあり、
 人気を集めているようです。

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| post at 22:41:03 | コメント(2)  | カテゴリー : 13. 保険マスコミ時評 |

2010年01月04日

日経優秀製品・サービス賞

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その年の新製品・サービスのなかで優れたものを表彰する
「2009年日経優秀製品・サービス賞」が発表されました。

そのなかに、トヨタの新型プリウスや三菱自の電気自動車、
キリンのビール風味飲料フリーなどとともに、
損保ジャパンひまわり生命「健康のお守り」が入りました。
金融・保険関連では唯一の受賞です。

受賞理由は保険料を業界最低水準に抑えたこと、
発売から約1年で約26万件を販売したこと、
健康保険が適用されない先進医療特約を出したこと、
などとあります。

この商品が同種の終身医療保険のなかで保険料が安く、
保険ショップなどで人気があるのはわかります。
2009年を代表する保険商品だったということなのでしょう。

ただ、なぜこの商品が優れているのか、受賞理由をみるかぎりでは
「保険料が安く見える」「たくさん売れた」しかわかりません。
数ある金融・保険商品をいったいどのように比較したのか、
選考過程をぜひ知りたいところです。

参考までに、ここ数年に受賞した金融・保険商品は次の通りです。

2008 住友生命「がん長期サポート特約」
    (追加料金なしで生前給付特約を付けることができる)

2007 セゾン投信「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
    (手数料を一般の投信の半分に抑えた商品)

2006 三井住友銀行「三大疾病保障付住宅ローン」
    野村アセット「ノムラ・オールインワン・ファンド」(国際分散投資の投信)

2005 住友生命「千客万頼」
    カブドットコム証券「シニア割引」(高齢者向け証券取引手数料割引サービス)
    巣鴨信金「がんじがらめの安心口座“盗人御用”」
    (セキュリティ対応の預金口座)

2004 敦賀信用金庫「リサイクル定期」
    (地域のリサイクル活動に応じて金利が上がる定期預金)
    東京三菱銀行・手のひら静脈の模様で本人確認する多機能ICカード
    みずほ銀行「みずほマイレージクラブ」

2003 三井住友銀行「One's Style」(20-30歳代専用口座)
    UFJ銀行「UFJ24」(24時間稼働の銀行窓口)


※写真は地元・熊野神社の狛犬です。赤い色がきれいですよね。


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